自然通信8 鯉屋さんがびっくり、温泉水の池

温泉水の流れ込む山水園の池は、年中暖かく、凍ることがありません。

鯉に寄生する虫も寒さで死ぬこともなく元気で、なかなか退治できず長年困っておりました。

その時巡り合った鯉屋のTさんのお陰で鯉はとても元気になりました。

Tさん、メンテナンスに来る度に、池水の温度を測ります。

温泉水の入り込む入口あたりの水温は昨年で37度、今年は36度。餌やり場で昨年・今年共に35度ありました。

こんなに水温の高い池は経験したことがない、と鯉屋のTさんはびっくりしていました。何よりも不思議なのは鯉に食欲のあることだそうです。

でも鯉たちはみな元気です。

夏の昼間などは、湧き水の近くで涼をとるなど、池のあちこちの水温の違いを上手に使い分けているようですよ。

メダカがいっぱい、蚊は減少!

 

昨年、同じ湯田温泉・松田屋ホテルの社長さんより、ジャンボメダカをいただきました。

このメダカ、別名を蚊食いメダカといいボウフラを食べるそうです。松田屋さんでは池の周りの蚊が少なくなったとのこと。

さらに、山水園の仲居のKさんからも緋メダカをもらい、どちらも池に放しました。

これがどんどん増え、今ではメダカがうじゃうじゃ!

山水園の池には温泉が流れ込んでおり、その温かさで、かわいそうに冬眠ができず、どんどん増えるようです。

今年は、池の周りの蚊は確かに少ないよう。

なかなかナチュラルで蚊退治にはいいかもしれませんね。